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 5:   信仰あるハウスチャーチを、整え守るための実践サポート


ミニストリーには「情熱」だけでなく、構造・安全性・責任ある管理も必要です。
このページでは、ハウスチャーチが地に足のついた透明性ある歩みを続けられるよう、
実用的なツールと法的アドバイスをご紹介します。

「すべてのことは、適切で秩序ある方法でなされなさい。」
― 1コリント14:40

すべてのハウスチャーチが法人化する必要があるのですか?

答え:いいえ。

もしあなたのハウスチャーチが、

  • 家族や友人、近隣の方々による自発的な集まりであり、

  • 寄付の収受や公共的な事業活動を行っておらず、

  • 組織としての運営をしていない場合——

その活動は、多くの自由社会において「私的な信仰グループ」として合法的に保護されます。
登録や法人化は不要です。

 

なお、以下のような場合には、法人化を検討しても良いでしょう

  • 定期的に寄付を受け取っている

  • 名義で口座開設・施設借用を予定している

  • 公共的な奉仕活動を実施している

そのような場合、宗教非営利団体としての法人化が、責任・保護・税制上の恩恵をもたらします。

「二人または三人がわたしの名によって集まる所には、わたしもその中にいる。」
― マタイ18:20

米国および国際地域における法人化と免税情報

小規模な教会でも「正式な立場」が重要になる場面があります。

たとえば:

  • 教会名義の銀行口座を開設したい

  • 寄付に対して税控除レシートを発行したい

  • 法的に透明性を保ちたい

  • 教会の名前や信仰が悪用されるのを防ぎたい
     

法人化(アメリカ合衆国内限定)支参考資料提示:

  • 定款・法人化テンプレート

  • 非営利登録のステップガイド

  • 「登録すべきか?」Q&A

  • 州別・国別の基本情報

  • 弁護士・会計士に相談すべきタイミングの案内

「カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返しなさい。」
― マタイ22:21

 

法的には法人化しなくてよい具体例

以下のような活動を行っていない場合、登録や届出の義務はありません:

  • 公募による寄付の受付

  • 職員の雇用や事業的活動の運営

  • 「宗教法人」や「公共的団体」としての機能

このような場合、あなたのハウスチャーチは、読書会・サポートグループ・地域の集まりと同様に、
私的な霊的交わりの場として自由に活動することができます。

 

法人化を検討する場面

以下のような活動を始めたら、正式な法人化を検討してもよいかもしれません:

  • 教会外の支援者から定期的な寄付を受け取るようになった

  • 教会名義の口座や施設が必要になった

  • 食事支援、カウンセリング、宣教などの公共的な活動を行うようになった

  • 寄付者に領収書(税控除用)を発行したい

  • 土地購入やスペース賃借を検討している
     

励ましのことば

あなたの教会が小さくても、登録されていなくても、家庭で開かれていても——
それだけで信仰の価値が下がることは決してありません。

神の国は、書類ではなく、愛と真理とキリストの臨在によって建てられていくのです。
 

記録管理テンプレート

記録を続けることは「恵みによる秩序」であって、プレッシャーではありません。

小規模な交わりでも、健全な記録管理は助けとなります。

ダウンロード可能なテンプレート(近日公開):

  • バプテスマ・メンバー記録表

  • 献金記録用スプレッドシート

  • 子ども用の安全確認同意書

  • 年間の信仰成長サマリー

  • ミーティングの議事録テンプレート

「あなたは神に認められた者として、…真理のことばを正しく取り扱う者として、熱心でありなさい。」
― 2テモテ2:15

 

オンラインによるつながりとミニストリー

たとえ離れていても、私たちは霊において一つです。離れて暮らす家族や友人とオンラインで家の教会をしましょう。デジタルツールを活用すれば、異なる家・州・国に住んでいても、信仰のつながりを保つことができます。

おすすめツール:

  • Zoom, Google Meet(バーチャル礼拝や祈祷会)

  • WhatsApp, Signal(日常の連絡や祈りのシェア)

  • Canva, Googleドキュメント(共同学び・資料作成)

  • Wix, Substack, シンプルなブログ(外部への発信)

  • Tithe.ly や PayPal for Nonprofits(安全な献金プラットフォーム)

「体では離れていても、霊ではあなたがたと共にある。」
― コロサイ2:5

 

プライバシーと安全のためのガイドライン

愛とは、私たちが仕えている人々を守ることでもあります。
特に子どもや配慮を必要とする方々にとって、教会は安全な場所でなければなりません。

ベストプラクティス:

  • メンバーの写真をオンラインに投稿する際は、必ず同意を得る

  • Zoomやファイル共有リンクはパスワード保護を使う

  • 青少年の集まりでは、大人を常に2人以上配置する

  • 心配なことが起きた場合は、記録と配慮をもって対応する

  • 家の教会の住所など個人情報に近いものは、必要に応じて非公開にする

「良い羊飼いは、羊のために命を捨てます。」
― ヨハネ10:11


 最後に:実務は霊的な務めです

法律面に備え、デジタルでつながり、運営を整えることは、
“霊的でないこと”ではありません。

それはむしろ、愛と責任と、長い道のりへの備えの表れです。
あなたは、永遠の価値あるものを築いているのです。

どうか、恵みによって、信仰によって、そして神の栄光のために、
この道を歩み続けてください。

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