Christian House Church Mission of Washington
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4: 聖書カウンセリング・牧会ケアー
キリストにある互いのケア
牧会ケアに必要なのは、肩書きではなく思いやりの心です。
ハウスチャーチでは、家族のように互いに耳を傾け、祈り合い、
人生の苦しみを共に歩むことが基本となります。
このページでは、感情的または霊的な必要を抱える人々に寄り添うための、
優しく福音に根ざした支え方を紹介します。
また、専門的支援が必要なときの見極め方についても触れています。
「互いの重荷を負い合いなさい。そうすればキリストの律法を全うすることになります。」
― ガラテヤ6:2
危機とトラウマへのケア
喪失・恐れ・悲しみのときに支える
ハウスチャーチは、ときに傷ついた人々の避難所になります。
誰かが助けを求めるとき、あなたが頼りにされる存在になることもあるでしょう。
そのようなとき、無理に“正そう”とせず、心を込めて寄り添うことが大切です。
起こりうる状況:
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大切な人との死別
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仕事や住居の喪失
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教会内での傷(霊的操作・濫用など)
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危機下での不安や絶望感
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神から遠く感じてしまう状態
どのように応じるか:
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話を丁寧に聴く(解決より共感)
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詩篇34:18、イザヤ41:10など、やさしい聖書を祈りと共に伝える
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沈黙や涙を尊重する
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否定的な決めつけや裁きを避ける
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安心を与える存在であること
「主は心の打ち砕かれた者の近くにおられ、霊の砕かれた者を救われる。」
― 詩篇34:18
結婚と家族の支援
家庭で共に信仰を歩むために
家庭礼拝の中で、夫婦関係や子育てに励ましや知恵を求める声が多く寄せられます。
あなたは、祈りの友、励ましの声、神の平和の仲介者となることができます。
よくある必要:
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夫婦間のコミュニケーションの困難
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子どもの信仰教育についての悩み
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家庭内での信仰と不信仰の対立
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シングルペアレントの孤独
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高齢の家族を支える信者のケア
用意されているリソース:
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夫婦向け聖書に基づくディスカッションガイド
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回復を祈る夫婦の祈り(エペソ5章、コロサイ3章)
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箴言に学ぶ子育ての知恵
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家庭でただ一人信仰を持つ者への励まし
「愛はすべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐えます。」
― 1コリント13:7
依存、恥、そして回復
深い葛藤を共に歩む
個人的な罪や依存と戦う人にとって、ハウスチャーチは心の拠り所になることがあります。
あなたが専門家でなくても、祈りと真実、そして共に歩む姿勢が力になります。
助けとなるポイント:
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苦しみを軽視しない
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ヤコブ5:16「罪を告白し合い、互いに祈り合いなさい」
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完璧を目指さず、小さな回復のステップを共に見つける
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必要に応じて、信仰的または専門的な支援機関を紹介
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こう伝えてください:
「あなたは、罪によって定義される存在ではありません。」
「子があなたを自由にするなら、あなたは本当に自由なのです。」
― ヨハネ8:36
専門家への紹介が必要なとき
あなたの愛はかけがえのないものです。
そして、限界を知る謙遜もまた大切です。
もし相手の状況が以下のような場合には、優しく祈りつつ、専門支援へと導いてください:
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自殺念慮
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虐待の兆候
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重度の依存・精神疾患・暴力行為 など
実際のサポート方法:
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信頼できるクリスチャン・カウンセラーや牧会セラピストとの連携
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緊急対応の支援ホットラインや地域の相談窓口リストを用意
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要望があれば一緒に同行する、または紹介後に祈りでつなぐ
「助言がなければ計画は失敗する。しかし多くの助言者がいれば成功する。」
― 箴言15:22
他者を支えるすべての人へ
ハウスチャーチにおける牧会ケアとは
ゆっくり歩むこと、長く聴くこと、そして御霊が成す働きを信じて待つことです。
あなたは「資格がない」と感じるかもしれません。
けれど、その場にいてくれること、祈ってくれること、平安をもたらす存在であること――それ自体が力です。
「慰めよ、わたしの民を慰めよ。あなたがたの神はこう言われる。」
― イザヤ40:1